伏木本社、富山支店、金沢支店の各拠点にて、大手石油メーカーの石油製品の主体に輸送しており、当社の中心的な業務になります。ます。また、本社では過酸化水素の輸送、富山支店ではLNGの輸送も行っています。

石油類タンクローリー58台伏木本社 3台、富山支店 24台、金沢支店 31台
過酸化水素タンクローリー2台伏木本社のみ
LNGタンクローリー1台富山支店のみ

石油類タンクローリー

脱炭素化・SDGsと言われる社会になっても石油が不要なることはありません。燃料としてはもちろんのこと、プラスチック、合成繊維、合成ゴム、塗料溶剤、合成洗剤、界面活性剤、医薬品、肥料農薬等の各種製品はほぼ石油を原料としています。

当社は、社名に「油送」と付くように、当社の業務の7割が石油製品をタンクローリーで輸送することです。輸送する石油製品は、白油(ガソリン、軽油、灯油)と黒油(A重油、C重油など)があり、白油・黒油で車両を分けています。また、灯油の需要が高まる冬季(11~3月)が繁忙期となります。

本社(伏木)は、ENEOS伏木油槽所と出光興産伏木油槽所で積み込み富山県内のガソリンスタンドや企業に石油製品を届けています。
富山支店は、日本海石油で積み込み富山県内を主体に高山方面等のガソリンスタンドや企業にも石油製品を届けています。
金沢支店は、ENEOS金沢油槽所、全農エネルギー金沢石油基地、キグナス石油金沢油槽所、東西オイルターミナル金沢油槽所から、石川県はもとより、富山県、岐阜県、福井県などのガソリンスタンドや企業に石油製品を届けています。

厚生労働省チャンネル タンクローリー乗務員(職業情報提供サイト(日本版O-NET)職業紹介動画)

過酸化水素タンクローリー

伏木海陸運送株式会社より委託を受け、日本海側唯一の過酸化水素中継基地の管理を行い、タンクローリーで過酸化水素を輸送しています。過酸化水素は環境にやさしいため、塩素にかわって、製紙原料の漂白や精密機械の洗浄などに使用されています。

LNGタンクローリー

富山支店にて、2006年よりLNG(液化天然ガス)の輸送を行っています。液化天然ガスは、天然ガスをマイナス162度まで冷却して液化させたもので、液化天然ガスは海外から輸入されています。石油や石炭と比較し、環境への負荷が低く、不純物をほとんど含まないクリーンなエネルギーとして注目されています。